入居者同士がお互いを思いやることが大切です。
生活を快適にするためのルールとマナーをまとめました。
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部屋と設備は大切に
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カギの取り扱いとお願い
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長期不在、入居者の変更
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更新手続き
部屋と設備は大切に扱ってください
乱暴な使い方や誤った使い方をすると壊れたり、不具合を起こすことがあります。
なお、入居直後に設備等の不具合を発見した場合や、雨漏り、漏水、その他設備に不具合が生じた場合は、応急処置をした上で、すぐに管理会社まで連絡してください。
あなたの住居のカギは、あなたの生命・財産を保護し、プライバシーを守ってくれる大切なものです
カギを紛失したり、盗難にあった場合には、ただちに管理会社に連絡してください。
また、カギに住戸番号や名前を書いた札をつけることは、紛失した時に危険ですからおやめください。
例えば下記のような賃貸借契約の内容に係わる事項の変更などがある場合は、管理会社にお知らせください
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旅行や出張などで長期間お部屋を留守にする場合
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入居者の変更や増員
契約の基本事項に関することですので、必ず連絡してください。
なお、契約上認められないケースもあります。(契約書を再確認してください)
契約期間満了の日が近づき、あなたがその後も継続して入居を希望する場合は、契約更新手続きが必要となります。
契約書の内容を確認して契約書に定められている期日までに、管理会社に連絡してください。
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管理会社(当社)より賃貸借契約期間満了時期の約1ヶ月ほど前に契約期間の満了時期が近づいている旨の連絡と同時に更新契約書一式を送付致します。
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契約書の内容を確認し、指示された書類に署名・押印後、速やかにご返送ください。
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更新の際に係る費用は、案内にそって、契約期間満了日までにお支払ください。
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当社で「賃貸借契約書(更新)・付随書類・費用の入金」の確認がとれましたら、契約書類のお客様控えをご返送致します。
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届いた書類は解約まで、大切に保管ください。
以上で更新手続きは完了です。
家財保険もお部屋と同じく2年更新です。保険会社より更新のご連絡がいきますのでこちらも必ず更新をお願い致します。
ゴミは決められた場所に、定められた曜日・時間を守り、分類して出してください
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可燃ゴミ、分別ゴミ、ビン・カン等、ゴミの分類の方法は地域によって異なります。
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ご近所の方や清掃局に確認してください。
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リサイクル回収や粗大ゴミについては、別のルールがある場合もあります。
万一、排水管が詰まったときは、すぐに管理会社に連絡してください。
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キッチンの排水口に油を流すと排水管の詰まりの原因となりますのでやめてください。
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排水口のトラップ(ゴミ受け)が外れているとゴミが直接流れ込みますので注意してください。
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洗浄剤等を使用する場合には、排水口専用洗剤をお使いください。
アパート・マンションの出入り口、廊下、階段などは『共用部分』と呼ばれ、他の入居者の方も使う場所です。
また、大地震等、有事の際は、避難通路として利用される場合もあります。
いつも清潔に保ち、ゴミや自転車、ポリバケツなど通行の妨げになるものを置かないよう心掛けてください。
アパート・マンションなどの共同住宅では、ある程度の音は『生活音』として許容して頂かなければなりません。しかし深夜・早朝の入浴や洗濯、掃除、テレビなどの音は『騒音』となりますので、十分注意してください。
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深夜の入浴やトイレの排水、洗濯機、ドアの開閉、階段の利用に注意してください。
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ステレオ、ラジオ、テレビ等を早朝または深夜に聞く場合は、音量をしぼるか、ヘッドホンを使用してください。
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ステレオ、ラジオ、テレビ等の音の出るものは壁から離して置きましょう。
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階下への音を和らげるために、イスやテーブル等の脚にゴムキャップをつけましょう。
部屋の中がガス臭い場合は、次の手順で対処してください。
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窓や戸を開け換気し、ガスメーターの所の元栓を閉めます。
(LPガスなど空気より重い性質のものは、下にたまるので、床に近い窓を開け、うちわなどで仰ぎだします)
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火の使用は禁止、換気扇や照明もつけてはいけません。
(スイッチを入れた際の微細な火花にガスが引火して爆発を引き起こします)
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ガス会社へ連絡します。
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自分の住居に異常がないのに臭う場合は、上下階、左右のお宅や管理会社に連絡します。
屋外にあるガスメーターの表示ランプが赤く点滅していればガスは停止しています。その場合は以下の手順で復旧します。
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すべてのガス元栓を閉め、屋外にあるガスメーターの復旧ボタンのキャップを外す。
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復旧ボタンを強く押し、赤ランプを点灯させる。
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手を離して数分間待ち、ランプの点滅が消えたら復旧完了です。
(復旧しない場合はガス会社と管理会社へ連絡してください)
停電時は、近所一帯が停電なのか、居住する建物全体が停電なのか、あるいは自分の住居だけが停電なのかを確認します。
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近所一帯が停電している場合は、しばらく様子をみて、回復しない場合は、電力会社に連絡します。
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居住する建物全体が停電している場合は、しばらく様子をみて回復しないときは、窓口の業者に連絡します。
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自分の住居だけが停電の場合、ブレーカー・漏電遮断機が切れていないかを確認します。切れている場合は、使用中の電気器具のコンセントを抜いてからブレーカー・漏電遮断機のスイッチを入れます。電気器具を使用していないにもかかわらず、再び切れる場合は漏電の恐れがありますので、電力会社に連絡してください。
洗濯機の排水ホースが外れていたり、流し台から水が溢れるなどして、床に水が大量にこぼれた場合、すぐに水を止め、こぼれた水をタオルやシーツなどで吸い取ります。
なお、水漏れがひどく、階下まで水が達している恐れがある場合は、下記の手順で応急措置を行ってください。
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階下に居住している方がいる場合は、階下の居住者に連絡し、ぬれては困るものを移動してもらいます。(階下のお宅に被害を与えてしまったら、誠意をもって対応することが大切です)
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階下の天井の照明器具がぬれた場合は、完全に乾くまで階下の居住者にブレーカーを落として頂き、状況がひどければ電力会社にも連絡します。
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管理会社に連絡します。※万一に備えて、損害保険等へは加入してください。
水栓トイレが詰まったら絶対に水を流さないでください。
詰まった場合、水が止まらない場合は、下記の手順で応急措置を試みてください。それでも詰まりがとれなかったり、水が止まらない場合は、管理会社へ連絡してください。
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便器の排水穴にラバーカップを密着させ、勢いよく押したり引いたり、数回繰り返すとたいていの場合は、「詰まり」が取れます。
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詰まりが取れたと感じたら(水位が下がったようであれば)、バケツの水を少しずつ流し、スムーズに流れるかどうか確かめましょう。
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水が止まらないときは、タンク内のゴム弁を持ち上げるアームが引っかかったり、チェーンがからまったりしていないか確かめましょう。
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浮き玉の止まる位置が、オーバーフロー管より高い位置にないか確かめましょう。
※止水栓をしめると水は止まります。
水道の蛇口の水漏れは、パッキンのゴムが古くなり摩めつしていることが主な原因です。下記に簡単なパッキンの取替え方法を紹介します。あなたがご自身でできない場合は、管理会社へ連絡してください。
※コマ・パッキンを予め用意しておいてください
元栓(水道メーター側に付いている)を閉め、住居全体の水の供給を止めます。
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蛇口のハンドルを全開し、スパナ等で水栓のハンドル下のナットを外します。
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中をのぞくと『コマ』が入っていますので、ピンセット等で抜き出し、『コマ』に付属しているパッキン材を取り替えます。
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交換後、取り出した部分を元に戻し、作業完了
蛇口を少しだけ開けて水を出し続け、水道管の凍結を防いでください。極端に気温の低い日は蛇口などにタオルを巻いておくと効果的です。
大地震ともなると、室内の家具が倒れる、棚の上の荷物が落下する等の被害が発生します。しかし、転倒を防止する目的でむやみに、家具と壁をネジで固定するような行為は避けてください。
壁を傷つけなくても、家具と天井の間に転倒防止ポールを取り付けたり、滑り止めマットを敷いて家具を移動しにくくする、また、食器棚等のガラス扉には飛散防止フィルムを貼る等、あなた自身ですぐに行える対策もあります。
また、いざ避難する時に持ち出す貴重品、食料品等を準備することも大事ですし、お住まいの地区の広域避難場所も事前に確認しておきましょう。
東日本大震災後、人々の防災意識が向上傾向にあり、自分の身は自分で守る知識も必要になってきました。災害に遭遇した場合のことを考えて、日頃から事前確認をしておきましょう。
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物件から近いところの指定避難所の事前確認をしておきましょう。指定避難場所は各自治体で定められているので、お問い合わせください。また、ホームページや広報誌等で知ることもできます。
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また、沿岸部や海抜の低いエリアに住んでいる場合は、地震発生から数分で津波が襲来することから、物件から近い3~4階以上の建物や津波避難ビル等の事前確認を行いましょう。
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落ち着いて消火します。
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電気器具から火が出た場合はブレーカーを切り、火元に水をかけます。
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ガス関係の時はガス栓を閉め、火元に水をかけます。
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消火器による初期消火を行っても火が消えず、炎が天井にまわってしまった場合は、119番通報し、速やかに避難します。
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被害の増大を防ぐため、避難の際は、窓やドアはできるだけ閉めます。
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まず、身の安全を確保します。
特に落下物等から頭部を保護し、ガラス等の散乱物でケガしないように足裏も防護します。
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次にドアを開いて出口を確保します。ただし、むやみに外へ出ると危険ですので、状況をみて判断してください。
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火の始末をしましょう。最初は軽い揺れでも、急に大きく揺れ出すこともあります。「地震かな?」と思ったらすぐに行動をしましょう。
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避難する際は、ガスや水道の元栓を閉め、電気のブレーカーも切ってください。(震災後の火災発生原因には、電力供給再開後に電気機器から発火したケースも多くみられるため)
飛ばされたり倒れたりしたときの事故を防ぐため、ベランダや風の通る共用部分に置いてあるものは部屋の中に入れておきましょう。
住んでいる建物等がダメージを受け、使用不能や立ち入りが制限される場合があります。その場合は管理会社や行政の指示に従うことが二次災害防止になります。